冬の一角獣

真城六月ブログ

2020まとめ

2020年が暮れます。


生きることについて、身体について、社会について、人間について改めて根もとを探るように思わざるを得ない年でした。皆さんにとってはどうでしたか。

わたしは思いを分かち合うことの困難さや、それを超えたよろこびを折々感じることの多い日々を過ごしたような気がします。

 

 

この一年も詩作を続け、読んで頂く嬉しさを味わうこともありました。やはり、書いたものを読んで頂くことの貴重さは何にも代え難いものがあります。読んで下さった方々、この場からお礼申し上げます。ありがとうございました。そして、今後もどうぞ宜しくお願い致します。来年はもっと一人でも多くの方に読んで頂けるように新たな努力もしていこうと考えています。今、読んで頂くことに繋がる取り組みを模索し続けています。

 

わたしは読むことと、書くことから離れられません。これからがどうであろうとも書き続けます。そして、書いたものを読んで頂きたいです。

 

 


書くこと以外は、この一年も自宅で介護をしながら生活していました。触れる世界は狭いぶん、深く感じながら暮らしたと思います。春頃から始めた瞑想は今ではとても気持ちの良い習慣になりました。深くゆっくり呼吸をすることが生きることを味わうのを助け、その日その日の自分をクリーニングすると、新しい余白を持てると気づきました。いっぱいのグラスにはもう美味しい、きれいな水は入らないから、いつでもよろこびの入る余地を残しておきたいと思います。

 

 

昨年から医薬品と漢方養生の勉強をしていました。漢方はずっと昔から学びたいと考えていた分野でした。漢方は広く、深く、思想や哲学のように普遍的な生きることすべてを内包するものだと感じます。これからも体感しながら学びを深めて少しずつようやくほんとうに身にしみて分かっていけたらと思います。

 

 


皆さん様々なことを乗り越えて、今を迎えていると思います。2020年この一年をここまで過ごして来ただけで、どんなにか皆さんが強いか伝わります。わたしが今年、特に繰り返したつもりなのは、あなたはあなたであれ。誰にも何にもあなたを渡さないで。というようなことです。誰かの自由の為に、まずは自分が自由であること。忘れないで下さい。わたしも忘れないようにします。わたしが忘れているようだったら、どうか教えて下さいね。


以上まとまりの無いまとめになりましたが、皆さん一年間お疲れ様でした。どうぞ暖かく、良いお年をお迎え下さい。

 

ありがとうございました。

 

またね。

 

 


2020.12.28     真城六月