冬の一角獣

真城六月ブログ

2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

未来の過去の

晴れて陽射しが金色の午後、用事を足しに出た帰り、小さな店で、小さなノートを買いました。 小さなノートに色々なことを思いつくまま忘れないよう記していくと、それは徐々に自分のノートになっていきます。 スマホにしたメモも、ノートに書くと同じ内容が…

まぼろしのほんとうのあたたかさ

座って読書していると、猫がぴったりとくっついてきて、そのまま落ち着く。片側の足だけがとてもあたたかくなる。 猫はしばしば母猫を探しているように見える。母猫そのものというよりは、ぬくもりや安心の記憶、かつて味わったあたたかく柔らかな感覚や雰囲…