冬の一角獣

真城六月ブログ

過去と鳴く鳥

過去過去と鳴く鳥よ

 


過去で出来たいまのおまえはあたらしい

 

未来に濡れた瞳でいきているから

 

過去過去過去 おおきな声は生命なんだね

 

いまのおまえをいまのわたしが見ている

 

それは素晴らしいね

 

おまえが飛ぶとき空がうつくしくなって

 

おまえがそうしていることで

 

せかいがいくらか安らいでいる

 

わたしは飛べない身体を愛しく感じる

 

おまえを見上げるよろこびを感じている

 

過去過去飛び去って行った

 

あしたはどんな天気でも

 

遊んでやろうと思うよ