冬の一角獣

真城六月ブログ

2021.7

 

 

最近やってみて本当に良かった事について。

 

 

糠床を持って、糠漬けをして食べている事。愉しいし美味しい。良い事尽くめです。糠は農薬を使わずに育てられたお米から出来たもので、せっかくだから良い糠床にしたくて、お塩も天日平釜自然塩を使っています。畑をしている方から頂いたキュウリやカブ、ナスなど漬けてみました。何でも美味しくなる魔法の糠床が出来ました。糠に触っている時は手の感覚が新鮮で、とても愉しいです。漬けてから丸一日で十分美味しくなります。昔から糠床を持つ事に憧れがあり、やっと実行出来ました。今後は自分で育てた野菜を漬けてみたい。ずっと続けていきたいです。

 

 

ハタキかけ。最近、掃除の取り掛かりにはハタキかけをしています。これも愉しいし、驚きの威力。昔の人って本当に何でも良く知っていたんだなと感動しています。窓や扉を開けて、部屋中あらゆる場所、なるべく高いところからハタキをかけます。昔ながらの布のハタキです。古書店の店員さんがよくかけているような。これがどんなに素晴らしいか、やってみて初めて分かりました。かけた直後だけでなく、翌日の室内の空気も違い、物の一つ一つが生まれ変わったように生き生きとしている不思議に清涼な感じがします。かけている時の動き自体も少し儀式のような感じがあって愉しいし、もうやめられなくなりました。ハタキ掃除はマドモアゼル愛先生のYouTube動画で紹介されているのを観て、関心を持ちました。有難いです。わたしはマドモアゼル愛先生が大好きです。子供の頃からのファンなので、今風に言えばガチ勢です。(ガチ勢の使い方合っていますか?)

 

 

なるべくゆっくり話す事。これは意識しながら訓練中ですが、なかなか難しいです。わたしは結構早口なのですが、色々な人の話を聴いていて、ゆったりとした調子で話す人の話を聴いている方が落ち着くし、好ましいと感じたので、自分も出来るだけゆっくり話すようにしていきたいと思うようになりました。とはいえ、特に興奮してくるとめちゃくちゃ早口になってしまうのでまだまだ無駄に元気が有り余っているのだと思います。あはは。いずれは、ゆっくり話すお婆さんになれるでしょうか。最近は電話などでも、深呼吸してから、ゆっくり話すぞ!と意識して通話を始めるようにしています。そうすると相手も安心して、会話全体の雰囲気が柔らかくなるように感じています。気のせいじゃないと良いけど!

 


以上、全然ドラマティックではない話ばかりになりましたが、こういう事が最近のわたしのやってみて良かった事です。皆さんの「これは良かったよ!」というシンプルな個人的なよろこびがあれば教えて下さい。良かった事を伝え合う事が一番良かった事になるのかもしれないと、たった今、気づきました。わたしはいつも個人の、その人の話が聴きたいのです。常に忌避している事は「介入」です。

 

 

 

おはよう。おやすみ。また今度。
いつもありがとう。
時々は本当にごめんね。
おかえり。いってらっしゃい。お疲れさま。
あなたが嬉しいとわたしも嬉しい。
かなしくても良いです。かなしみはかなしみましょう。一生かけてもかなしみ尽くせないかなしみなら、かなしみながらやっていきましょう。かなしみながらよろこびを味わう事も諦めないようにやっていけます。本当です。


またね。