冬の一角獣

真城六月ブログ

新しい年

あけましておめでとうございます。
どうしてもやっぱり年はあけました。

昨年はありがとうございました。

そして今年もどうぞ宜しくお願い致します。

皆さんにとって良い一年になりますように。

『冬の一角獣』は今年もここにいます。
真剣に書きます。ふざける時も実は真剣です。

野暮になってしまいました。

さて、皆さんは年始をいかがお過ごしでしょうか。

暦や状況など関係なく大変な出来事が降りかかることも多い人生ですから、苦しい思いでいる方もあるかもしれません。
どうか乗り越えられますように。

私は日常生活にある救いや身近な人達との交流にある楽しさに改めて気づいたり、読書したりしています。
金子千佳の詩集『婚約』と『遅刻者』を大晦日に読みたくなり、読み返していました。何度読んでも『遅刻者』に心をかき乱されます。いつか淡々と読める日がくるでしょうか。そんな日はこないで欲しいものです。

その他には河出文庫の實吉達郎著『動物故事物語』も読み返しました。昔から好きな本です。上・下巻あり、醒めていて楽しく読めます。出てくる身近な動物が得体の知れないものに思えてきたりします。動物狂いの私には面白い本です。

これから他の本も読みたいと思います。それから音楽も聴きたいです。時々スパークルホースを聴きたくなりますが、それが今です。年始に少し重苦しいでしょうか。関係ないですよね。聴きます。

話がころころしますが、今年は未年ですね。
羊といえば真っ先に、小さな頃からよく家族で旅行した先にある牧場の羊さんたちを思い出します。牧羊犬に追われて従順に移動する羊さんの群は迫力がありましたし、毛刈りショーで飼育員の方に可笑しな座り方で座らせられた羊さんのしょんぼりした表情はかわいらしいものでした。
今年は久しぶりに見に行きたいと思っています。

それから眠れない夜、数えた羊が百を超えてしまったと泣いた幼いころの自分を思い出し、苦笑いしながら、支離滅裂な新年の挨拶を締めくくりたいと思います。
ありがとうございました。

空の写真を添えておきます。
微かに杏色でうつくしい空でした。
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