手のひらが自分を打ってしまって痛みがある夜の見慣れない文字を見つめる船底から聞く雨音 滑り落ちて下から上へ読んでも同じくらいに分からない異国の呪文遡れさかさま遡れないさかさま 目に食べさせる情報が身体を巡りわたしになる頃なくしてしまうものを…
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