冬の一角獣

真城六月ブログ

2018-01-26から1日間の記事一覧

雪に降られて赤い花

日が暮れはじめた頃、カフェで友人に手紙を書いていた。 ミリアムもトトもいない街で本を買いに行きました。その本は売られていませんでした。 「薬屋さんで薬を買って帰るからね」 そういうことの度にシュペルヴィエルの青年や賢治の少年は甦る。きれいな若…