冬の一角獣

真城六月ブログ

六月は歌を

歌って過ごしています。

 

とはいえ、何も六月に限ったことではなく、いつも歌を歌いながら暮らしています。何をするのでもお家の中では歌いながらしています。

 

 

雨の歌は多く、良い歌も多く一生かかっても口ずさむのに尽きないように思います。雨の歌と雨は出てこないけれど六月に歌いたい歌を少し書いておきます。

 
 
 
 
『雨』北原白秋
 
雨がふります雨がふる
遊びにゆきたし傘はなし
紅緒の木履も緒が切れた
 
雨がふります雨がふる
いやでもお家で遊びましょう
千代紙おりましょうたたみましょう
 
雨がふります雨がふる
けんけん小雉子が今啼いた
小雉子も寒かろ寂しかろ
 
雨がふります雨がふる
お人形寝かせどまだ止まぬ
お線香花火もみな焚いた
 
雨がふります雨がふる
昼もふるふる夜もふる
雨がふります雨がふる
 
 
 
 
 
 
 
『灯りを消さずに』(バイバイ・ブラック・バード)奥山 靉訳詞、歌唱は川畑文子
 
 
 
君が笑顔   今宵訪ねゆきます
どんなに   おそくなっても   僕はゆきます
あなたは寝ないでいて   灯を消さずにいて
君が窓を仰ぎ   僕は唄うよ
 
 
 
今宵君と   共に過ごす   よろこび
あえば   どんな時も   僕は楽しい
あなたの心は僕   僕の心は君
君と僕はいつも   本当に仲良し
 
 
 
 
 
 
バイバイ・ブラック・バード』はジャズのスタンダードなので、メロディーをご存知の方は上記日本語の歌詞をあてて歌うと楽しいと思います。
 
 
他に六月に歌いたい歌を下記に。
 
『アカシアの雨がやむとき』西田佐知子
『主人は冷たい土の中に』フォスター
『針』『恋がしたい』ゆらゆら帝国
『雨降りお月さん』野口雨情
『かもめ』寺山修司
『退屈なレイニー』ミラクルヤング
『黄昏のビギン』永六輔
『老ぼれ犬のセレナーデ』『ニュースタイム』EGO-WRAPPIN'
『正夢』スピッツ
『G線上にひとり』森田童子
『ラブスコール』ルパン三世の。大野雄二
 
 
まだまだあると思いますが、今思いついたものを書いておきました。歌は良いですね。しみじみ。
 
 
 
 そう。六月のただなかにあります。
 
 
いつでしたか紫陽花が夜の雨に降られていました。音は微かで降ったり止んだりしていました。
 
 
雨の時は不思議といつもよりもずっと遠くなにもかもを越えて思念が届きそうな気がします。
 
 
 
そんな夜にミリアムが海に住む少女が宇宙人の宇さんがこの世の何処かでうろちょろしていたりしないかなと思いました。
 
 
 
さて、今夜も腕は曲げて横向きで眠ります。近くに猫がいます。おやすみなさい。