ありがとう
と書き、今年も暮れていきます。
一年という月日が巡るのを年々早く感じます。時間というのは変なものです。変で、意地が悪いのに時々あたたかさを感じさせてくれる優しいのか冷淡なのか分からないものです。
刻まれていく時の中でなにかわからないものとあやとりをしているような気もします。勝ち目のないあやとりです。楽しむ余裕も無く、必死になっていたことを少し手を止め振り返ることもあります。
これからも続いていくあやとりは、こんがらがったりしていくのだと思います。
必死に指をくぐらせる紐そのものが、うつくしいことに最近気づいてもいます。
それでも。それにしても。
今年も無事にこうしてご挨拶できることを嬉しく思います。
皆さん、一年間お疲れ様でした。
『冬の一角獣』にお付き合いくださったすべての方にお礼を申し上げます。
また、参加させていただいているアートサロンブログ「緩やかな送電線」に大変お世話になりました。メンバーの方々に感謝しています。
どうもありがとうございました。
これからもどうぞ宜しくお願い致します。
良いお年をお迎えくださいませ。
真城六月