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冬の一角獣

真城六月ブログ

だいたい寝ています

インフルエンザに罹りました。

久しぶりのインフルエンザです。やはり普通の風邪より、ちとキツイです。

せっかく寝込むのだから寝込むことの浪漫を味わおうと、缶詰の桃を食べたりしました。懐かしいシロップはわざとらしく甘くてなかなかロマンティックでした。

それにしても頭の回らないこと!
今、面白いくらい素直です。

横になりながら馬鹿なことを思い出していました。私はいつもなにかを思い出してばかりいます。
十代の末期、ある街の陸橋で友人と下を走って行く車をただ眺めていました。意味の無い行動を一緒にとれる相手がいたのはしあわせなことです。
下の歩道から大きな声で名前を呼ぶ知人がいました。見ると、上にいる私達を見上げて手を振っています。
私は真っ赤なバッグを振り回して挨拶を返しました。
「それ、新しいバッグ?」
下にいる知人が聞いてきました。
「そうだよー」
「どこで買ったのー?」
そのバッグはロミオというショップで買ったものでした。
「ロミオ!ロミオー!」
私が陸橋の上から叫ぶと、知人のそばを通っていた人達が見上げて笑いました。
しまった!と思い、赤くなっていると、陽気なおじさんがこちらを仰いで両手を広げました。
「おお!ジュリエーット!」


そんな馬鹿なことばかり思い出しながら寝ています。

もう少し寝込んでから、羊のお話を書きます。