ひとりもない談話室で元気な自販機のあかるさが眩しい 整然と配置された清潔な机と椅子がおそろしいから座れずに歩き回ることも出来ずに見るものもなく立ち 助けを求める人のように窓に寄った 七月の空だった 膨らんで呼吸の荒い雲だった 海に似て青い果てま…
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