三月の裏側に跳び出してあの子は何処にいる。 はじめは少しだけめくれた三月の端っこを見つけて胸がどきどきしただけだった。 誰もまだ気づいていない。 めくれたところを見ないように素早く通り過ぎて、走って帰れば良かったかもしれない。振り返らずに、振…
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