冬の一角獣

真城六月ブログ

2016-11-02から1日間の記事一覧

存在

消える前、つかの間烈しく燃える火 閉じる前、訴え凝視める目の 身体から離れる前夜、緑の額に汗浮かべ、胸膨らませ、歌った声の 残るものが彼女をかがやかせ、暗くし、手をとれば熱い 持っているものが彼女の重さではなく、はじめからおおきな重みは内にあ…